スエルテ アルタ農園では、ピクアルとクパージュという2種類のオリーブオイルを作っています。いずれもコントロールユニオン サーティフィケーションズで有機JAS認証を取得しています。DO(原産地呼称制度)は、EUとスペイン、アンダルシア州コルドバ、バエナ地区の認定を受けています。製品ボトルの首には、緑のSIQEV(シーケーヴ)シールが付いています。これは、他社農園の果実を使わずにオイルを製造し、第三者機関を通じて品質検査結果を適宜公開するスペインのQvExtra メンバーが作る製品の証しで、賞味期限内の品質保持を保証しています。
偽装防止のため、ボトル裏面にある日本語ラベルのバエナDO(原産地呼称制度)のマーク(写真左)とSIQEV(シーケーブ)シール(写真右)には、個別識別番号が印刷されています。偽装と不正とは無縁であることを自己証明するマヌエル侯爵の哲学が、ここにも表れています。
空気遮断とオイルが流れ出る量の調整のため、瓶の首にポリプロピレン(PP) 製の栓が内蔵されています。オイルが出にくい場合は、初めに1 回だけ瓶を傾けた状態で軽く振るとオイルが出ます。レストランなどでこの瓶に他のオリーブオイルを入れる偽装を防ぐことができます。
DIFFERENCE
製品名:ピクアル
サイズ:250ml・500ml
味わい:ピクアル種100%。ピクアルの若木特有の新鮮な緑の風味と爽やかな苦味が楽しめる。木々同士が水を取り合うストレスが味わいに影響しないように、木々の間隔は広くとられ、7 メートルあけられている。
ポリフェノール量:1,214mg/kg(2015年11月30日Enoquisa が分析)
酸度:0.14%(2015年11月30日Enoquisaが分析)
受賞歴(最新情報は受賞歴をご覧下さい。)
2014 年:
イタリア 有機オリーブオイルコンテスト銀メダル
スペイン 国際有機オリーブオイルコンテスト有機部門金賞
その他多数
希少性:
オリーブの木が互いに水を奪い合うストレスが味わいに出てくるのを防ぐため、ピクアルの若木同士の間隔は7メートルあけられて植えられており、この7メートルというのは他の農園には無いほど広いものです。
また、ポリフェノール量1214 mg/Kgは文字通り驚異的な数値で、各種研究機関からも研究したいとの申し出を受けているとのことです。
製品名:クパージュ
サイズ:250ml・500ml
味わい:ピクアル種、ピクード種、オヒブランカ種の三種。古木(最古が1924年) からくる心地よい複雑な味わい。ワインと同様、オリーブオイルも古木の果実で作るオイルの方が、香り・味わいが複雑で余韻も長くなり美味しくなる。
ポリフェノール量:742mg/kg(2015年12月9日Enoquisaが分析)
酸度:0.16%(2015年12月9日Enoquisaが分析)
受賞歴(最新情報は受賞歴をご覧下さい。)
2014 年:
イタリア 有機オリーブオイルコンテスト金メダル
ニューヨーク 国際オリーブオイルコンテスト金メダル
その他多数
希少性:
クパージュ用のオリーブ3種は希少性を高めるため、木々の間隔を13メートルまで広げています。また、ブレンドする場合、他社は異なるオリーブ果実を別々の農園から採取し、果実毎に搾油した後でオイルをブレンドするのに対して、スエルテ アルタは同一農園内に3種のオリーブの木を植えているため、果実摘み取り段階からブレンドができている点が大きな特徴であり、大変貴重なオイルです。
「LOT/PRD 20151206」とあれば、2015年12月6日に瓶詰めしたロットという意味です。
RCLはスペイン語でrecolección、収穫を意味し、「RCL:2015/16」とあれば2015年から2016年に収穫した果実を使用したということです。