
オリーブオイルの品質は、物理化学的および官能的要素によって測定されます。
これらの要素や製造工程に応じて、オリーブオイルは精製油、バージン、エクストラバージンと呼ばれます。
さらに、国際的なQVExtra(キューブイエクストラ)のように、エクストラバージンよりもさらに厳しい品質基準を保証することで他との差別化を図る団体もあります。
その一例として、エクストラバージンは酸化度が0.8%未満でなければなりませんが、QVExtra インターナショナルでは0.3%未満としています。
またポリフェノールの含有量に関しては、通常のエクストラバージンでは最低レベルは要求されていませんが、QVExtraインターナショナルは最低200以上のポリフェノール量としています。
バージンオリーブオイルとエキストラバージンオリーブオイルを区別するために、物理的および化学的要素の評価に加えて官能試験が実施されます。
この官能試験は、エキストラバージンオリーブオイルの品質を守るために必須なものです。
この試験では、エキストラバージンオイルをバージンまたは精製オイルと区別するために官能的要素を評価します。
この官能試験は、公式に選定されたテイスターにより構成され、賞味官能試験を行い、その評価オイルがエキストラバージンオリーブオイを満たすか否かを判定します。
オリーブオイルがエキストラバージンオリーブオイルと表記するためには、公式テイスターの上記基準を満たす必要があります。
近年、この官能試験はオリーブオイルがエキストラバージンである証明に無用として、無効化させようとする多くの試みがなされています。
その結果、純粋なオリーブジュースではない多くの非バージンオリーブオイルがエキストラバージンと呼ばれ得るのです。
したがって、高品質のオリーブオイルは多くの定義を失い、高品質なエクストラバージン製造者かつそれを求める消費者にとり悲惨な状況たり得るのです。
エキストラバージンオリーブオイルの多くの生産者は、高品質オイルと一般オイルを区別すべく力を合わせて従来通りの試験方式を維持しています。
スエルテアルタはQVExtra インターナショナルのメンバーです。スエルテアルタは自社が製造する品質は高くあるべきと思っており、この協会に属することが他の一般的オイルと区別する手段と思うからです。
※以上が、スエルテアルタによる記事の翻訳ですが、輸入元である日本ホールフーズとして以下追記します。
スエルテアルタは、QVExtraの創設企業の中の一つであり、侯爵は創設メンバーの一人です。